エクステリアとインテリアは、それぞれ異なる視点で家づくりにおける重要な役割を果たしています。

エクステリアとは建物の外観や庭、エントランス、フェンスなど、家の外部全体を指し通行人や来客に対して家の第一印象を与えるものです。

外壁の色や素材、植栽、ライトアップなどが含まれ、美観や防犯性、耐久性といった機能性が求められます。

一方、インテリアは建物の内部、つまり居住空間のデザインやレイアウトに関わるものです。

家具や照明、壁紙、カーテンなど、部屋ごとのコンセプトに合わせたアイテムの選定や配置が重視され、住み心地や快適性そして家族のライフスタイルに適した空間づくりが目標とされます。

一体感のある家づくりを実現するためには、エクステリアとインテリアが調和したデザインが大切です。

例えば外壁や門扉に使用する素材や色を、室内の家具やアクセントカラーと揃えると視覚的な一体感が生まれます。

窓際の植栽を室内の観葉植物とリンクさせたり、窓のデザインを通して外部と内部がつながる印象を演出したりすることで、内と外の境界が柔らかくなります。

さらに室内と外部空間がシームレスにつながるよう、テラスやウッドデッキなどを設けるのも効果的です。